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口腔乾燥に関連した咀嚼嚥下障害が認められた場合には

2017.03.20

口腔粘膜が保湿されることで自浄作用が高まり、唾液分泌への刺激も期待できます。口腔ケアだけでなく、口腔リハビリや義歯調整などもあわせて行うと効果的です。慢性の口腔乾燥症の場合、水による粘膜への保湿は効果が期待できないので、このような症例では湿潤剤配合の洗口液などの保湿効果のある製品で、2~4時間おきの定期的保湿が効果的です。
口呼吸などがある場合は、保湿効果が持続しない傾向があるので、保湿ケアを開始する当初は頻度を多くします。およそ1~2時間に1回の保湿が有効でしょう。継続することで口腔粘膜の水分量も高くなるので、徐々に頻度を少なくできます。保湿効果は「口腔水分計」を用いて評価すると便利です。『パルスオキシメーター』 一般に、口腔ケアは食後の残渣や汚れを除去する目的で行われます。口腔乾燥症では、これに粘膜の保湿ケアを加えることが重要です。食前、経口摂取の前に粘膜の保湿を行うと粘膜が滑らかになり、口腔機能が十分に発揮できるようになります。義歯使用の場合も同様で、義歯使用前に粘膜とともに義歯床も保湿して装着します。『超音波スケーラー』 この場合には水分だけでは粘膜への親和性が少ないので、湿潤剤配合の保湿剤を用います。スプレーによる塗布のほかに、乾燥の高度な患者さんではスポンジブラシによる塗布が効果的です。正常な咀嚼嚥下機能の発現には粘膜の保湿が不可欠です。乾燥すると水分摂取時にむせたり誤嚥する場合が多くなります。口腔乾燥に関連した咀嚼嚥下障害が認められた場合には、積極的な保湿を目的とした口腔ケアが有用です。『生体情報モニタ』 この場合、要介護高齢者などに対しては、湿潤剤配合洗口液による洗口法よりもスポンジブラシを用いた粘膜への塗布やスプレー容器による噴霧が効果的です。 口腔乾燥症は、乾燥に起因した口腔症状だけでなく、自浄作用の低下や口腔機能への影響、嚥下障害や構音機能障害などとも関連しており、これらの要因を考慮した対応や口腔ケアが重要です。 舌苔は、ごくわずかの白苔がついているのが正常です。全身状態の変化に対する防御機転として発生するため、基本的には全身との関連を考慮してケアすることが大原則です。『エアーコンプレッサー』 舌苔は、長く伸びた糸状乳頭とそれに付着する老廃物などで構成されています。舌ケアは、この老廃物の除去を目的に行います。口腔乾乾燥症では舌苔が付着しやすく、口臭が発生しやすい状態になります。 歯や歯周組織の口腔ケア以外にも、舌苔除去や舌ケアを定期的に行うことが必要です。舌苔除去や舌ケアは、カリエスや歯周病の予防にもつながると考えられています。実際、歯周病治療後も舌をはじめとした粘膜上には歯周病原因菌がとどまっており、再感染の源になりうるという報告もあります。『ハンドピース

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