ZETAデンタル の日記
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歯並びを矯正したいと思っても
2017.02.06
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歯を失う原因は虫歯だけではありません。現代人の歯を失う最大の原因は、歯周病です。成人の80%以上が歯周病を罹っています。歯の周りから起こるので歯周病と呼ばれています。歯周病とは、細菌による感染症です。『パルスオキシメーター』 プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、徐々に周りの組織を破壊していく細菌感染症で、痛みなどの自覚症状がなく進行していきます。 症状が進行すると、歯を支える骨を溶かし、歯が抜けてしまう原因となってしまいます。歯周病は成人がかかる病気と勘違いや思い込みをしている方がよくいますが、5~14才における出血や歯石沈着(歯周病の初期症状)は3人に1人と幅広い年齢に広がっています。 「歯並びを矯正したい」と思っても、治療中の見た目や不便さなどの問題でためらっている方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、気軽に始められる「マウスピース矯正」です。マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かしていく矯正法です。目立たない、取り外しができる、痛みが少ないといったメリットがあります。『超音波スケーラー』 メリット 目立たず、周りから気づかれにくい 食事や歯みがきの時には取り外しができる 違和感や痛みが少ない 金属アレルギーの心配がない デメリット 治療期間が長い 適用症例が限られている(マウスピース矯正の種類による) 歯は何の為にある?と聞かれたら、ものを噛む為と答える人が多いです。それは正しいげど、歯の役割はそれだけではありません。今日は歯の役割を紹介します。 歯には大きくわけて、「食べ物を細かくかみ砕く」「発音を助ける」「体の姿勢やバランスを保つ」という3つの役割があります。歯がお口に見えているのは一部分だけです。また、歯といってもいろいろな種類とそれぞれに役割があるのです。『エアーコンプレッサー』 食べ物を噛む 歯の一番重要な役割です。噛むことができないと、食べ物の栄養がとれなくなり病気になってしまいます。よい歯でよく噛むことが健康の第一歩です。食べ物を噛んで、呑み込みやすくしつつ、胃や腸などでの消化を助けるはたらきです。食べ物以外のものを噛むこともあります。 発音を助ける 歯にも唇や舌と同じように発音を助ける役割があります。『ハンドピース』 体の姿勢やバランスを保つ スポーツをしているときなどでは、歯をかみしめることにより首の骨や周りの筋肉で頭部を固定し、より強い力を出すことができます。また腹筋や背筋など姿勢を保つ筋肉に適度な緊張を与えることでバランスを保ちます。 だから、歯が噛むことだけのは大違いなのです。いつまでも自分の歯を大切にしましょう。『生体情報モニタ』